こんにちは、□ましゅまろ□です。
血液検査は病院でよくする検査の一つです。
血液検査ではいろいろな項目を調べることができ、それぞれの項目に基準値というものが設定されていて、そこから大きくはずれる時には何か病気があるかもしれない、と考えます。
ところが、大人と子どもでは、その基準値に大きな違いがでる項目がいくつかあります。
その中でも代表がALPという項目なので、ざっくりと解説します。
という疑問になりやすい項目です。
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ALPとは?
ALPはアルカリフォスファターゼという名前の略で、体の中にあるいろいろな酵素のうちの一つです。
ALPにもさらに細かい分類があります。
異常値があった時に、主に考える臓器のは下の3つです。
・肝臓
・胆道
・骨
基準値より高いと、この3つのうちのどれかに病気がないかを考えます。
ALPが高いとどんな病気があるの?
たとえば、肝臓癌や胆嚢炎などの肝臓や胆道の病気、これが大人では最初に考えるべきものになると思います。
また骨の要素も含むので、骨折や、悪性腫瘍が骨に転移した場合でもあがります。
検査会社や病院によって基準値は違いますが、だいたい100~400ぐらいが基準値になることが多いです。
ところが、子どもでALPをはかると600とか800みたいに高いことが多く、googleなどで「ALP 高い なぜ」などで検索すると癌などの病名が山のようにでてくるので心配になるお母さん多いです。
子どもではなぜ高くなるのか?
子どもは基本的にALPは高くなるのですが、それはなぜでしょうか?
それは、どの年齢でも子どもであれば身長がどんどん伸びています。
身長が伸びる=骨が伸びる、ということですので、骨の伸びを反映してALPが高くなるのです。
なので、ALPが高いということは、子どもの背がしっかり伸びている!と思ってもいいかもしれません。
子どものALPは高くても全く問題ないのか?
じゃぁ、どこどこまでもALPは高くても問題ないのか?というと、やはり程度の問題で高すぎるのはよくありません。
細かく基準を設けるのは難しいのですが、筆者の感覚だと1200~1500あたりは気持ち悪いです。
思春期で特に身長の伸びが強い時にはありえなくもないのですが、小さい年齢の子では「くる病」という骨の病気のこともあります。
気になった場合には骨にかかわる他の検査項目であるカルシウムや、カルシウムを制御するPTHというホルモンやビタミンDなどを測定することがあります。
一方、さらにバクハツ的に上昇することがり、4000とか6000、場合によっては10000を超えることもあります。
100~400が基準値でそんな数値をたたき出されると「!!!!!」とさらにびっくりされるかもしれませんが、むしろそこまで上がったほうが変な病気でない確率が高いです。
「一過性高ALP血症」という状態があり、カゼなどの感染症にかかった時に、身体がびっくりしてしまいALPをガツン!と上昇することがたまにあることが知られています。
これは自然に治っていき、身体には何の影響もない検査上の変化だけですので特に気にする必要はありません
判断に悩むときには、ALPの再分類を調べることができ、それで確定します。
ALPに関して、これですべてというわけではありませんが、一般的に気にするレベルはカバーしていると思います。
今回の記事が、お役に立てれば幸いです!
それでは!
