^_^こんにちは!□ましゅまろ□です!
インフルエンザが流行しています。
インフルエンザが流行すると超重症疾患のインフルエンザ脳症の患者さんも増えてくるので嫌ですね。
脳症と区別しないといけないものとして、ぼーっとして訳の分からないことを言う「熱せん妄」という状態があります。
インフルエンザにかかった人に多いのですが、意味不明なことを言ったり、急に走り出したりとホラー映画みたいな状態に子どもがなることがあります。
意識がはっきりしているかどうかがポイントですので、しっかりと意識状態を確認することが大事です。
意識が正常かどうかを確認する鉄板の質問があるのそれについて解説します。
しんどいだけ?
それとも、意識が悪い、、、?
聞くべきは
「名前」「年齢」「年月日」「場所」
え?それだけ?と思うかもしれません。
普通なら答えられて当たり前の質問です。
ですが、診療をしていると意外と答えられない患者さんに出会います。
成人の領域だと認知症の程度をはかる質問事項に組み込まれています。
目はあけているけど、ぼーっとしている、正常な気もするけど、違う気もする。
そういった時には、「名前」「年齢」「年月日」「場所」を聞いてみてください。
すべて答えることができたら意識障害は無しと判断できます。
ちなみに、年月日は微妙に難しいです。
急に聞かれたら、たまに何日だっけ?となりませんか?
また、子どもの場合は何歳の子に聞くのかも大事です。
2歳の子だと名前をまだ言えないこともあるので、「ママはどこにいる?」と聞いて指さしをさせたりと臨機応変に対応する必要があります。
ご自宅でインフルエンザなど、高熱のお子さんがおられてなんとなく意識がおかしい?と思われた時にはさっきの質問してください。
もし、「名前」「年齢」「年月日」「場所」を答えられない状態であれば病院の受診をおすすめします。
今回の記事が参考になれば幸いです!
それでは!
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